個人情報保護士認定試験の合格率と難易度

個人情報保護認定試験の概要
全日本情報学習振興協会が主催する個人情報保護士認定試験は、53回を超え、合格者は60,000人は超えました。開始から既に12年間経過し、民間資格でありながら個人情報保護法の改正やマイナンバー法の伴い、そのニーズは益々増加しております。

個人情報保護士認定試験の合格率
全日本情報学習振興協会が公開する公式データによると、過去の平均合格率は37.3%(平均年齢37歳)、平成25年度の平均合格率は、35.0%(平均年齢39歳)とのことです。司法試験が3%台、行政書士が10%前後、宅建が15%前後、簿記2級が30%程度であることを考えると、比較的取りやすい資格であると言えます。

合格率で計れない個人情報保護士認定試験の難易度
個人情報保護士認定試験は合格率は高いものの、実は侮れない一面があります。一般の国家試験は、法律知識を問うものが多いですが、この試験は実際にどのように個人情報を保護するのか、情報セキュリティの実務的知識を問うような問題も出題されます。そのため、国家試験というよりは、技能士試験に近い側面もあることから、実務的知識も必要とされます。